BlizzCon 2026開幕でBlizzardのメッセージが明確に
BlizzCon 2026開幕でBlizzardはStarCraftの新作、Diablo 5、Overwatchの新ヒーローなどを発表した。

BlizzCon 2026のオープニングセレモニーは、Blizzardの主要ブランドを同じ舞台に並べ、いくつかのサプライズも差し込んだ発表の連続となった。イベントの中心にあったのは、StarCraftの復活、Diablo 5、Overwatch側の新ヒーロー、そしてDiabloユニバースへと広がる追加発表だった。
今回はBlizzardは一つのゲームに依存しなかった。ステージ全体に広がったプランは、長寿シリーズを改めて前面に押し出す一方で、異なるユニバースをつなぐ新たな一手も示した。とりわけStarCraftに向けたメッセージは、このイベントで最も注目を集めたトピックだった。
StarCraftが新ジャンルで帰ってくる
BlizzCon 2026の最大級の発表の一つが、StarCraftに関する告知だった。シリーズは2030年に復活する。しかし、その復帰はこれまでの形式ではない。BlizzardはこのSFブランドをリアルタイムストラテジーから切り離し、オープンワールドのシューターへと移行させる。
この決定は、会場の空気にも変化をもたらした。紹介映像では、Dominion兵士の訓練に焦点を当てたシネマティックトレーラーが公開された。数時間後には、その同じ兵士たちが戦闘装備の残骸のようなものと共に語られ、新作がよりダークな方向性を持つことが感じ取れた。
StarCraftに関して示された内容は、Blizzardが過去のシリーズを単なるノスタルジーとして扱っていないことも示していた。同社は既存の有名ブランドを、より異なるジャンルとして再構築しようとしている。これは、このイベントで最も大胆な判断の一つとして際立っていた。

Diablo陣営ではシリーズが拡大
Diablo関連の発表は、一つの話題に収まらなかった。まず、Diabloユニバースを舞台にNetflix向けのアニメシリーズが制作段階にあると発表された。続いて、Diablo 4に関する複数のコンテンツ情報が明かされた。
最も注目を集めたのは、Deckard Cainが再び戻ってくることだった。このキャラクターは、Diablo 4内でSeason of Hell’s Legacyとともに9月15日にプレイヤーの前に登場する。同じ日付は、ゲームのSwitch 2版にとっても重要だった。Diablo 4: Age of Hatred Collectionが、新シーズンと同時に発売される。
Diablo 4のコンテンツ追加はそれだけでは終わらない。Amazonクラスが、2027年前半にゲームへ追加される。新しい解釈では、Amazonは象徴的な弓に加え、槍クラスの新たな武器も使用する。Diablo Immortal側では、Todd McFarlaneのSpawnキャラクターがゲームに加わる。
BlizzardはさらにDiablo 5も発表した。発売は2029年春を予定している。発表によると、Lord of Terrorが再び姿を現し、Sanctuaryを支配しているという。つまりシリーズは、Diablo 4で幕を閉じたAge of Hatredのあと、直接新たな時代へと移行することになる。
このパートで目立ったのは、BlizzardがDiabloブランドを単一のゲームとして見せていなかった点だ。シリーズ、モバイルゲーム、新クラス、そして続編が、ひとまとめに提示された。
Overwatchでは新ヒーローと大規模リワーク
Overwatchのステージも空白ではなかった。ゲームディレクターのAaron Kellerが、テーマに合わせた印象的なジャケットを着て登壇し、新しいアニメーションフラグメントが公開された。映像では、Doomfist、Reaper、Widowmaker、Sombraが、Watchpoint Gibraltarマップ内の刑務所を襲撃していた。
トレーラーの最後に、新ヒーローDoctrineが紹介された。Doctrineはサポートクラスで、戦闘では杖を使う。ヴァンパイアとテクノロジーの要素を組み合わせたキャラクターで、敵を闇で覆って動きを遅くすることができる。また、「Infuse」と呼ばれる能力によって、次のスキルを変化させることも可能だ。
Doctrine向けのHero Trialは、発表直後にすべてのOverwatchプレイヤーに公開された。この点からも、キャラクターが単なる紹介用ではなく、すぐにテスト環境へ投入されていることが分かる。
Overwatch側の新要素はそれだけではない。SombraとRoadhogには大規模な調整が予定されている。Sombraはサポートクラスへ移行する。また、ゲームのシーズン5に向けて、かなり大きなコンテンツ準備が進められていることも明らかになった。
Blizzardがステージで前面に出したもの
BlizzCon 2026のオープニングは、個別の発表そのものだけでなく、会社としての見せ方でも注目を集めた。Blizzardは同じステージ上で、長年のシリーズを再配置しつつ、ユニバースをまたぐより大きな構想を提示した。StarCraftのジャンル変更、Diabloのシリーズ拡張、そしてOverwatchの新ヒーローに伴う構造的な刷新は、その戦略を形づくる要素だった。